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お知らせ

マインツ大学齋藤教授特別授業~地球から宇宙へ、そして小さな世界へ~

2018.12.07

 12月7日(金)の2~3校時、ドイツのマインツ大学の齋藤武彦教授の特別授業が行われました。授業では、ドラえもんやご自身の幼少期のことを交えながら、私たちは宇宙人であり宇宙は身近なものであること、宇宙の大きさや年齢等についてお話ししてくださいました。また、私たちをはじめ全てのものは原子核でできており、それを作り出す宇宙の始まりについて検証する為に加速器LHCやアトラス検出器等の機械や実験施設が作られ、各国が協力し研究しているという現状を紹介。国際リニアコライダー(ILC)も同様のものであり、誘致されれば岩手にいながら世界とつながることができる、とも話してくださいました。そしてできるだけ若いうちに世界に目を向けて欲しい、とのメッセージも。
 教授は、「もしビックバンを再現する実験中に事故が起きたら、ブラックホールに飲まれて消滅してしまう?」「ILCが誘致されて、そこで事故が起きたりしないか心配です。」等々の生徒の質問にも授業後まで時間を割いて一つひとつ丁寧に答えてくださいました。